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プロトタイプ開発の道具箱

プロトタイプ開発をしたいと思いたった時に「何をつくるか?」「どうやってつくるか?」のヒントとなるような記録をまとめていく

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【書籍】WIRED vol15 ワイアード・バイ・デザイン(デザインをめぐる25の物語)

未来社会をデザインするアプローチ方法とそれを実現するガジェットが

紹介されている。プログラマー目線で見ると

・子供/大人の視点を用意する潜望鏡(10.point of view × design EyeTeleporter)

・電子情報のみで構築する動物園(13.pet × design Minimaforms)

・薬局でのオペレーションをロボット化(15.pharmacy × design PillPack + IDEO)

・オンラインでカスタム畳サーヴィスを実現する。(23.tradition × design noiz)

・「スペキュラティヴ・デザイン」という概念。(24.speculation × design Superflux)

 あたり未来社会っぽくて実装が面白そうだと感じた。

WIRED(ワイアード)VOL.15 [雑誌]

WIRED(ワイアード)VOL.15 [雑誌]

 

1.nomal × desing Dominic Wilcox

2012年に出版されると瞬く間に完売を記録した「Variations on Normal」。

イギリス出身の若きデザイナー、ドミニク・ウィルコックスによる、

この"ヘタうまイラスト本"が描き出すオルタナティブな視座と拡張する

デザインの未来。

 

2.apple × desing Jonathan Ive

 表舞台に立つことの少ない天才デザイナー,ジョナサン・アイヴ。

彼がわれわれに語ったスティーブ・ジョブズ,デザイン哲学,Apple Watch。

アイヴはどんな人生をたどって今に至り,どんな思考をたどってデザインを

生み出し,どんな未来を描いてものづくりをしているのか。

 

3.the wall × design Cristopher Bauder

2014年11月ベルリンの街が再び「分断」された。しかし壁崩壊から25年を

経たこのときの「分断」は光る風船によってつくられたものだった。

ベルリンの街を15kmにわたって走る光の列が,忘れることの許されない

都市の記憶を鮮やかによみがえらせた。

 

4.media × design New York Times

名門新聞社ニューヨーク・タイムズの本社の28階に知られざる「研究所」がある。

未来のメディアのあり方をデザインすべく日夜実験を繰り返すR&D Labである。

クリエイティブ・ディレクターのアレクシス・ロイドの使命は

新しい情報エコシステムをプロトタイプすることだ。

 

5.time × design Skrekkogle

ノルウェーのデザインユニットが開発した腕時計「Durr」には,針も文字盤もない。

そのかわりきっかり5分ごとに振動する。客観的な時間と主観的な時間感覚のズレ

を意識するためにデザインされたツールだ。それは,人によっては「メメントモリ」

の道具ともなりうるモノだ。

 

6.weather × design Uniform

天気予報をもっと直感的に伝えることはできないか。リヴァプールに本拠を置く

クリエイティブエージェンシーUniformがつくり出したのは,より人間的なやり方で

天気を教えてくれる,「グランサブル・コミュニケーション」を用いた

チャーミングなガジェットだ。

 

7.collector's edition × design Stuart Tolley

デジタル化の波によって撤退戦を強いられてきた音楽,出版業界において

コレクターズエディションをめぐる市場がアツい。デザインに趣向を凝らした

フィジカルプロダクト郡の意義を英国の敏腕グラフィックデザイナー,

スチュアート・トリーが語る。

 

8.tragedy × design Jonas Dahlberg

銃乱射事件が起きた島で,その日の出来事を語り合う機会を絶やさないために。

69人の若者の命を奪った惨劇を悼む追悼施設の設計コンペで最優秀賞を受賞した

ヨナス・ダルバークのアイデアは,島の一部を削り取り,その島に人工的に

「塞がらない傷口」をつくることだ。

 

9.somebody × design Miranda July

メッセージを伝えたい相手の近くにいる人が,あなたの言葉(とハグもキスも)を

彼/彼女に直接伝えてくれるアプリ「Somebody」。つながっていると

思いがちな現代だからこそできる,知らない誰かから,知らない誰かへの

ちょっと風変わりなコミュニケーション。

 

10.point of view × design EyeTeleporter

見たところ,ありがちな段ボールのおもちゃの潜望鏡。確かに愉快なガジェットには

違いないけれど実用性あんのかな? そう思うあなたは正しい。けれども開発した

リトアニアの2人組は,まったく異なった視点からで,これがもたらす「新しい視点」

の効能を解説する。

 

11.extra-ordinary × design Kenryu Nakamura

 画一的な評価基準をもつ日本の義務教育の中で,息苦しさを感じている異才の

子供たちがいる。個性を矯正されてしまいがちな彼らこそ,実は日本の未来に

欠かせない才能なのだとある人間支援工学のエキスパートは考えている。

その男が実践する,個性を伸ばす学びのデザインとは?

 

12.landscape × desing Sonja Hinrichsen

ダムの建設によって姿を消した川。広範囲で10年以上続く水不足。人間の手に

よって引き起こされた環境問題を地域の人々と学びながらアートにするプロジェクト

「We Are The Watar」。かつてその土地にあった美しい川がよみがえった。

 

13.pet × design Minimaforms

動物の身体すべて排除することで,新しくデザインし直された,斬新な

「ふれあい動物園」。実験的建築設計スタジオMinimaformsは,これをたんなる

新奇なレジャーとして開発したわけではない。それは「デザインされた空間を

インターフェースとして機能させる」建築的実験なのだ。

 

14.business × design Robert Fabricant

ビジネス書籍の表紙に踊る「デザインシンキング」という言葉を引き合いに出す

までもなく,ビジネスにおけるデザインの存在意義は絶大だ。いま企業はデザインと

どう向き合い,またデザイナーは社会とどうコミットすればいいのか。

2015年以降のデザインビジネスの可能性。

 

15.pharmacy × design PillPack + IDEO

時代遅れの商品やユーザーエクスペリエンスしか提供できていなかった薬局に,

デザインをもち込む。Amazonなみの流通,最新のロボティクス,そしてデザイン思考

をIDEOのインキュベータープログラムからインストールした「PillPack」が

薬局をアップデートする。

 

16.journey × design Airbnb

Airbnbは,「宿泊」にイノヴェイションを起こしただけにとどまらない。

旅のプロセスと体験までをもデザインするプラットフォームになるべく,

ウェブサイトからロゴにいたるまで,徹底的な刷新を行った。

同社のエクスペリエンスデザイン部門を率いるケイティ・ディルが全貌を語る。

 

17.fashion brand × design Burberry

革新的なデジタル戦略でバーバリーを再建したアンジェラ・アーレンツ(前CEO)

とクリストファー・ベイリー。アーレンツのアップル移籍跡,チーフ・クリエイティブ

・オフィサーからCEOへと異例の抜擢を果たしたベイリーにデザイン主導のビジネス

と,その成功の秘密を訊く。

 

18.concept × design ON,Inc

「次なる一手」を的確に打つべく,デザインファームにアシストを仰ぐ事例が

企業,行政,教育機関を問わず増えている。ここで紹介する「オブジェクト・オブ・ヌル」も,多彩なクライアントを抱える注目の集団だ。彼らはいかなるプロセスで,

コンセプトをデザインしていくのか。

 

19.chineasy × design Chineasy

外国人にはなかなか理解できない漢字の意味と由来。しかし,もしそれが一目で

わかったら? 台湾出身のひとりの女性が,子どもの教育のために開発した学習法

「Chineasy」は,未来の学習法の礎になるかもしれない。

 

20.logo × design MIT Media Lab + Pentagram

2014年MITメディアラボのロゴが一新された。ラボ本体のロゴに加えて,

当時あった23研究グループのものも新たにデザインされ,より統一感のある

ヴィジュアルが出来上がった。依頼を受けたデザイン会社「ペンタグラム」の

マイケル・ビアラットは旧ロゴの"解体"から始めた。

 

21.data × design Mark Rolston

とにかくあらゆる事象のデータを収集するだけのステージは終わった。

見えないデータにかたちを与え,収集されたデータを生かす機能が,これからの

デザインに求められる。米デザイン界の重鎮,マーク・ロルストンが思考する

デザイナーの「これからの5年」。

 

22.workspace × design Studio KNOL

ベッドにブランコ,コーヒーバーにペットのウサギ。理想のワークスペースかと

思われた空間は,しかし時の経過とともに管理志向の抑圧的なオフィスへと姿を

変えていく。そのとき働き手たちの反応は? オフィスデザインの矛盾をつく

ユニークな実験の顛末とは?

 

23.tradition × design noiz

20世紀的なマスプロダクションからの脱却を図る建築デザイン事務所「noiz」と

宮城・石巻市の畳会社「革新舎」は,無数の畳のデザインパターンを

コンピューター・アルゴリズムで生成し,オンラインで世界中から注文できる

カスタム畳製作サーヴィスの実現を目指す。

 

24.speculation × design Superflux

既存のナラティブを疑い,未来のシナリオをデザインして,いまの世界に違った視点

を提示する「スペキュラティヴ・デザイン」。イギリスとインドを中心に活動する

「Superflux」は,その手法を世界で最も効果的に実践しているデザインスタジオの

ひとつだ。

 

25.sensors × design Elliott Hedman

皮膚の導電率を測り,ストレスや肩書などの感情の変化を読み取るセンサーを使って

企業の新製品のユーザーテストを行うデジタルコンサル会社「mPath」。

創設者,リードリサーチャーのエリオット・ヘドマンが開発したその画期的な

デザインリサーチ手法に迫る。