ソフトウェアエンジニア@横浜の徒然日記

SDGs,人と組織,ソフトウェア開発について知ったことを徒然なるままに発信

MENU

【書籍】会議ファシリテーションの基本が身につく本

会議の進行をうまくするために

実践的な手法を学習するため読了。 

結論ありきで考え参加者を

萎縮させてしまうことが多い

今日この頃なので反省させられた。
新プロジェクトやキャンペーン企画で
参考&実践していこうと思う。
「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本

「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本

 

 

目次
・第1章 「ファシリテーション」の本質はごくシンプル
・第2章 これだけでも会議が変わる!「ファシリテーション」 の基本
・第3章 会議の成功は「雰囲気づくり」にかかっている
・第4章 最良の結論を導き出す「合意形成サイクル」の中身とは?
・第5章 参加者の主体性を引き出す進行の技術
・第6章 最小の労力で最大の効果!ホワイトボード実践活用術
 
本書は一貫して
会議の目的=参加者が納得すること
と主張している。
 
ファシリテーターに必要な技術は
「自由な雰囲気をつくる」
「たくさんの意見を引き出す」
「参加者の主体性・可能性を引き出す」
ポイントは中立を維持し,
参加者自身に結論を出させるよう促すこと。 
 
会議の流れは以下。
1. 議題を選ぶ
2. 雰囲気をつくる
3. 合意形成サイクル(個人→グループ→全体)
4. まとめる
 
合意形成サイクルのポイントは
・個人
  →まずカード(ポストイット)に書き出す
・グループ
  →個人の意見をグルーピングしてまとめてもらう。
  →参加者が自分から立ち上げるように仕向ける
 ・全体
 →結論は多数決で決める。
 →必ずやること、担当者、スケジュールを決める。
 
 合意形成会議で話し合うテーマは以下。
・問題解決
  →何か問題が起きた時の対応策を考える
    →日常的な問題を根本的に考える
・目標設定
 →年間目標、月目標
 →経営者の考え、現場の声の相乗効果で会社は伸びる
・企画立案
 →新しいプロジェクトを立ち上げる
 →キャンペーンの企画を立てる
 ・ルール/マニュアルの徹底
 →現場の実態、思い、考えなどを
  聴き合って有効な規則をつくる 
 
会議における具体的な技術としては
・紙に書き出す
・その際できるだけたくさん書いてもらう
・発言回数/発言時間に偏りがない進行
・会議の楽しさは「意見を整理すること」
・なのでファシリテータはあえて出しゃばらない
・物(お茶とお菓子,資料の出し方,会議グッズ)と
 仕掛け(会場の工夫,近況報告)で楽しい雰囲気をつくる
・アイスブレイクで会議はじめに一言づつ話をさせる
・アイスブレイクで制限時間(1分)を設け,時間を守るルールを浸透させる。
・資料は「実物」で目に見える「ビジュアル」なもの。
・主催者や事務局と協力して演出を盛り上げる。
  
さらに会議を「自分たちでつくる」意識を
根付かせる仕掛け。
・準備と片付けは「全員でやる仕事」と位置づける
・会議グッズは色々用意して自由に選ばせる
・進行を決めるのは参加者
・考えさせることで主体性が湧いてくる
・「みなさん,どうしましょうか」 
 
 ホワイトボードは必須。
・議論を空中戦にしない
・会議に動きが生まれる
・一体感が生まれる
・ホワイトボードを記録用デジカメで撮影