雑談しよう 〜超一流の雑談力〜
雑談と言うのは、あらゆる人間関係の入口です。
自分という人間を認めてもらい、その後の関係を
より深く、強いものにするためのきっかけであり、
人間関係の方向性を決定する重要なステージに
なります。
仕事や趣味の話とは異なりテーマが決まっていない雑談。
雑談力はその人の教養と人間力を計測する一つの指標になる。
■目次
第1章 超一流の雑談の始め方
第2章 何を話題にすれば、雑談は盛り上がるのか?
第3章 思わず心を許してしまう聞き方
第4章 出会ってすぐに距離を縮める方法
第5章 さらに距離を縮める二度目の雑談
第6章 相手によって話し方や話題を変える
第7章 雑談から本題への移り方
第8章 今日から始める雑談トレーニング
■第1章 超一流の雑談の始め方
ここでのポイントは
・1分以内に軽い失敗談で自己開示。
・ 一文を短く。リズミカルに話す。
・伝えたいこと、引き出したいことを意識して会話する。
となる。
■第2章 何を話題にすれば、雑談は盛り上がるのか?
ここでのポイントは
・雑談で大切なのは相手を乗せること。
・最初はあたりさわりのない話題から入る。
・必要なのは笑いでなく興味深い話。
・雑談のための情報を自らつかんでおくこと。
・情報ソースは日経産業新聞がオススメ。
・ジャンル毎に常時5〜6個はストックしておく。
・相手の興味を見極める。
・実用的な知識を伝えていく。
となる。
■第3章 思わず心を許してしまう聞き方
ここでのポイントは
・うなずき方にバリエーションを持つ。
・相手の言葉に一言追加して返す。
・相手の自慢を見極め「何か特別なことをされてるのですか?」
・相手のバックグラウンドに注目して会話のポイントを拾う。
・知らなかったら聞く。
・雑談ノートをつけて次回の雑談に使う。
となる。
■第4章 出会ってすぐに距離を縮める方法
ここでのポイントは
・表情が悪い=自ら好かれづらいオーラを発している。
・事実にちょいモリする。
・相手の発言で感動した所を伝える。
・その所をまた教えて欲しいと伝える。
となる。
■第5章 さらに距離を縮める二度目の雑談
ここでのポイントは
・前回教えてもらったことに触れる。
・手みやげのポイントはちょっとした手間暇。
・まるで10数年来の友人のような電話をする。
となる。
■第6章 相手によって話し方や話題を変える
ここでのポイントは
・ボス人→雑談をフックに相手のメリットのある話をしていく。
・いい人→頃合いを見て本題を切り出す。決断を促す。
・分析家→相手の知識欲を満たす話題を整理しながら話す。
・社交的な人→ちょいモリを使って大げさに聞く・話す。
・大人しい人→相手のペースに合わせる
となる。
■第7章 雑談から本題への移り方
ここでのポイントは
・雑談で出たキーワードを使って本題に移る。
・何についての話なのか10秒で伝える。
・相手が沈黙した時は笑顔で待つ。
となる。
■第8章 今日から始める雑談トレーニング
ポイントは
「とにかく雑談する機会を増やす」
となる。