悪感情に拘束されると自滅する~「感情の整理」が上手い人下手な人~
「我思う、故に我あり」
近代合理主義は物と思考を完全に分ける所から始まった。
私達は思考というメガネを通して,実在する物を捉える。
そしてメガネは悪感情によって,曇らされる。
その曇りを払うために
・自分の感情に正直であること(喜怒哀楽をはっきり出すこと)。
・自分から上機嫌の種を蒔くこと(快体験を日常にちりばめる)。
・不安の原因に対して徹底的に考え,打てる手は打つ。そして忘れる。
・自分で自分をことあるごとに褒める。完璧主義、二分割思考から脱却する。
という取り組みをしていくことが大事。
「感情の整理」が上手い人下手な人―感情コントロールで自分が変わる (WIDE SHINSHO)(新講社ワイド新書)
- 作者: 和田秀樹
- 出版社/メーカー: 新講社
- 発売日: 2007/11/22
- メディア: 単行本
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本書の中で自分の感情に正直になれないのは
・いい人でなくてはいけない。
・嫌われたくない。
・他人に対して気を遣う。
・他人に対して気を遣ってるから,自分に対しても遣われるべきだ。
という展開が行われていた。この辺りは
「嫌われる勇気」で述べられていた
承認欲求が強いため,嫌われる勇気が持てず,不自由になるという
論理と類似する所があるなと感じた。