ソフトウェアエンジニア@横浜の徒然日記

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Dart入門

読了。
次は公式ドキュメントに
一通り目を通すことにする。

Dart入門 - Dartの要点をつかむためのクイックツアー
 

なぜこの本を読んだのか。


  • Flutterで利用されている言語
  • FlutterはFuchsiaのUI,アプリケーションにも利用されている
動機はこの2点。
Flutterを使いこなす上で,
Dartの基礎を改めて理解しておく必要が
あると思ったため読了。
 
目次

1.Dartについて
    1.Dartとは何か?
    2.Dartでできること
    3.Dartの基本的な設計思想
    4.ストロングモード
    5.Dartの実績
    6.Dartの導入
    7.Dartのプログラムを実行する方法
2.Dartの文法
    1.コメント
    2.変数
    3.定数
    4.型
3.関数
    1.関数の宣言
    2.関数のパラメータ
    3.無名関数
    4.ブロック
    5.構文的クロージャ
4.演算子
    1.算術的演算子
    2.等価・比較演算子
    3.型演算子
    4.代入演算子
    5.論理演算子
    6.ビット演算子
    7.その他の演算子
    8.三項演算子
5.構文
    1.if-else構文
    2.forループ
    3.while構文
    4.switch文
    5.assert
    6.try-catch-finaly文
6.クラス
    1.プロパティ
    2.コンストラクタ
    3.メソッド
    4.クラスの継承
    5.ジェネリクス
7.パッケージ
    1.標準パッケージの利用
    2.ローカルで宣言したパッケージの使用
    3.代表的なパッケージの紹介
8.非同期処理
    1.async/await
9.様々な利用法
    1.サーバサイドDart
    2.Flutter
    3.AngularDart
 
この本からのメッセージ

Dartの基本的な設計思想
  • 純粋なオブジェクト指向言語
  • 静的型付き言語
静的型付き言語のため,
varを使用して変数の宣言と代入を同時に
行なったときには型推論が実行され,
自動的に変数の型が決定される。
 
Dartの関数の特徴
  • 関数を変数として扱うことが可能
  • 関数もオブジェクトのインスタンスとなる
  • JavaScriptと同様に無名関数の使用可
 
Dartの演算子・構文の特徴
  • 型変数や型チェックのための演算子を用意
  • Javaと異なり,例外の型チェックは行われない
  • asset構文で演算結果の評価が可能
        実行時にassertを有効にする。
        dart --enable-asserts main.dart
 
Dartのクラスの特徴
  • クラスとミックスインベースの継承を基本とする
  • ジェネリクス(総称型)をサポート
 
Dartのパッケージの特徴
  • Dart用パッケージマネージャ(pub)から外部
         外部モジュールをインポート可能。
 
Dartの非同期処理
  • 非同期処理の戻り値の型はFuture型となる
 
この本を読んで考えたこと

Dartの言語仕様は
割とシンプルで覚えやすい。
特に非同期処理のあたりが書きやすい。
 
かつサーバサイド,モバイルを
双方が書けるため便利。
 
Javaに似ている所があるため,
サーバサイド側でJavaメインで開発していた人が,
モバイルアプリケーションをつくることになった場合,
選択肢の一つとして考えると良いかなと思う。