ソフトウェアエンジニア@横浜の徒然日記

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教養は人生をより豊かにするためのもの 〜人生の教養が身につく名言集〜

なぜ教養を身に付けるのか?
そのヒントが冒頭に記載されている。

私は教養とはそういうもの
だと考えています。
人生の彩を豊かに、
わくわく愉しくしてくれるもの。
・・・
「巨人の方に乗っているから、
遠くを見ることができる」
・・・
みなさんの辞書が豊かになるにしたがい,
人生を「図太く、賢く、面白く生きる知恵」も
蓄積されていくはずです。

自分の辞書が豊かになることで
認識できることが多くなる。
認識できることが多くなれば,
人生をより豊かなものにすることができる。

つまり教養を身に付けるのは
人生をより豊かにするためなのだ。

人生の教養が身につく名言集―――「図太く」「賢く」「面白く」 (三笠書房 電子書籍)

人生の教養が身につく名言集―――「図太く」「賢く」「面白く」 (三笠書房 電子書籍)

 

 目次

はじめに
1 人生について考えが深まる名言集
2 人間関係の心得を教えてくれる名言集
3 読むだけで「考える力」がつく名言集
4 より賢く生きるための名言集
5 「仕事の極意」を教えてくれる名言集
6 「生きる知恵」を教えてくれる名言集

人生について考えが深まる名言集

・不幸を遠ざける「考え方」をする
「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」
神曲・地獄編(ダンテ・アリギエーリ)

・「偶然]を大切にする人を運がいいと呼ぶ
「すべての真の生とは出合いである」
我と汝・対話(マルティン・ブーバー)

・人生の楽しみは「喜怒哀楽の総量」
「人間死ぬまでは、幸運な人とは呼んでも幸福な人と申すのは差し控えねばなりません」
歴史(ヘロドトス)

・よく笑い、よく眠る。悩みの7割はそれで解決
「君たち人間ってのは、どうせ憐れなものじゃあるが、ただ一つだけ、こいつじつに強力な武器をもっているわけだよね。つまり笑いなんだ」
不思議な少年(マーク・トウェイン)

・生きがいー「今の自分ができること」をすること
「愚公山を移す」
列士

・二者択一の連続。それが人生
「過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だ」
オセロー(ウィリアム・シェイクスピア)

・順調なときこそ「身の丈を知る」
「辛抱強さはよいものだが、それが順風満帆のときであればなおよい」
統治の書(ニザーム・アルムルク)

人間関係の心得を教えてくれる名言集

・誰もが、そこそこに善良で、そこそこにずる賢い
「不思議なものは数あるうちに、人間以上の不思議はない」
アンティゴネー(ソフォクレス)

・「会って別れて」をくり返すのが、人生
「去るものは追わず、来るものは拒まず」
尽心(孟子)

・人を「鏡」にすると、自分が見えてくる
「困難なことは、自分自身を知ること。容易なことは、他人に忠告すること」
ギリシア哲学者列伝(タレスの名言)

・「言わなくてもわかる」は、あり得ない
「世の中のいざこざの因となるのは、奸策や悪意よりも、むしろ誤解や怠慢だね」
若きウェルテルの悩み(ゲーテ)

・善人より、じつは悪人のほうが対処しやすい
「悪人とはゲームができるが、善人とはゲームができない」
悪人礼賛(中野好夫)

・人生を「面白がる」
「天知る、地知る、我知る、子知る」
後漢書(はんよう)

 読むだけで「考える力」がつく名言集

・「本当にそうだろうか?」この一言で考えが深くなる
「ラディカルであることは、物事を根本において把握することである」
ヘーゲル法哲学批判序説(カール・マルクス)

・「国語」で考えるな。「算数」で考えろ
手に入れたデータをすべて使わないで、その一部だけに基づいて決断を下す裁判官があるとしたら、われわれはどんな評価を下すだろうか。
大陸と海洋の起源(アルフレート・ヴェーゲナー)

・「何が枝葉で、何が幹か」を考えよう
「古典を読んでわからなければ、自分をアホだと思いなさい。新著を読んでわからなければ、著者をアホだと思いなさい。」
(高坂正堯)

・「見えないことが見えてくる」縦横思考法
人間は本質的に無知で、獲得という手段を通じて知識を得る。
歴史叙説(イブン・ハルドゥーン)

・決められないのは、考えきってないから
「それ銅をもって鏡となせば、もって衣冠を正すべし。古をもって鏡となせば、もって興替(国の行く末)を知るべし。人をもって鏡となせば、もって得失を明らかにすべし。朕つねにこの三鏡を保ち、もって己の過ちを防ぐ」
(李正民)

・読書の質は「アウトプット」で決まる
自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。そのために勉強するのです。
(山本義隆)

・大切なことは「世界を変えること」
哲学者たちは、世界をさまざまに解釈したにすぎない。しかし、大切なことはそれを変えることである。
フォイエルバッハに関するテーゼ(カール・マルクス)

より賢く生きるための名言集

・人生後半、やりたいことがある人は本当に強い
「私のように、教育を受けていない、孤児院で育った無学な女でも、まだ一日に一つくらいの花の名前を新しく覚えることはできる」
(ココ・シャネル)

・偉人と「会って話を聞く」
私が人生を知ったのは、人と接したからでなく、本と接したからだ。
(アナトール・フランス)

・ゼロから勉強しない。巨人の肩を借りる。
「巨人の方に乗っているから、遠くを見ることができる」
(ベルナール・ド・シャルトル)

・思考力を鍛える「1行の読み方」
「良書の要約というものはすべて愚劣なものだ」
エセー(ミシェル・ド・モンテーニュ)

・経験の差が結局、人生の差
「年齢の傲慢さは許しがたい。若い人に教えを乞うべき」
(エドマンド・バーク)

・人は「旅から学ぶ」
「青年時代の残りを旅に使う。世間という大きな書物から学ぶ」
方法序説(ルネ・デカルト)

・ひとつ上の「旅の愉しみ方」
「真の発見の旅とは、新しい風景を求めることでなく、新しいものの見方を得ることだ」
失われた時を求めて(マルセル・プルースト)

・迷ったら、やってみる
一期一会
茶湯一会集(井伊直弼)

 「仕事の極意」を教えてくれる名言集

・仕事は人生を楽しめてこそ、がんばれる
「酒を飲め、それこそ永遠の命だ、また青春の唯一の効果だ。花と酒、君も浮かれる春の季節に、楽しめ一瞬を、それこそ真の人生だ」
ルバイヤート(ウマル・ハイヤーム)

・腹落ちするまで考え抜く。それがビジネス。
「ゆっくり急げ」
(古代ローマのことわざ)

・人はあなたの「言葉」でなく「行動」を見ている
「ここがロドス島だ、ここで跳べ」
イソップ物語

・相手に多くを期待しない
「世界は偉人たちの水準で生きることはできない」
金枝編(ジェームズ・ジョージ・フレイザー)

・仕事は、怒ったら負け
「力強いとは、相手を倒すことではない。怒って当然というときに自制できる力をもっていること」
(ムハンマド)

・強さとは、多様性を受け入れるか、どうか
「自家薬籠中のもの」
(荻仁傑)

・撤退するのも、一つの能力
「窮鼠、猫を噛む」
塩鉄論・招聖(桓寛)

・先延ばしにした瞬間、運命の女神は逃げていく
「運命が何を考えているのかは、誰にもわからないものだし、どういうときに顔を出すのかもわからないのだから、運命が微笑むのは誰だって期待できるのである」
政略論(ニッコロ・マキャベリ)

・リーダーに必要なのは「強い思い」と「算数」
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」
二宮翁夜話(二宮尊徳)

「生きる知恵」を教えてくれる名言集

・人生の伴侶とは「自分が泳ぐ川」のようなもの
「あの人の肉体は、私が飛び込んで泳いだ知恵の流れる川。この人の人格は、私がよじ登った本」
イギリス人の患者(マイケル・オンダーチェ)

・恋愛は人間力を鍛えるまたとないチャンス
「人間は恋をしているときには、ほかのいかなるときよりも、じっとよく耐える。つまり、すべてのことを甘受するのである」
(フリードリヒ・ニーチェ)

・人間はそもそも孤独。それを忘れると弱くなる。
「生せじも独りなり、死するも独りなり、されば人とともに住するも独りなり。そひはつべき人なきゆえなり」
(一遍上人)

・還暦過ぎて生きているのはまさに文明の力。
「還暦すぎれば人工生命体」
生物学的文明論(本川達雄)

・人生の閉じ方を考えると、新しい人生が見えてくる。
「ここから、わたしひとりでまいります」
ナルニア国物語 朝びらき丸 東の海へ(C・S・ルイス)

・人生におけるお金は、人生の養分。
「金銭は肥料のようなものであって、ばらまかなければ役に立たない」
ベーコン随想録(フランシス・ベーコン)

・自然と頭を使う。自然と体を使う。
「鉄が使用せずして錆び、水がくさり、また寒中に凍るように、才能も用いずしては損なわれる」
レオナルド・ダ・ヴィンチの手記(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

・ほろ酔い程度の酒は、人生において大いに興趣がある。
「花は半開を看、酒は微酔に飲む。この中に大いに佳趣あり」
菜根譚(洪自誠)