ソフトウェアエンジニアの雑記

ソフトウェアエンジニアである著者による雑記ブログ

MENU

【書籍】エッセンシャル思考

無駄なことをせず、シンプルに生きるための

思考法を探していた所、本屋にて発見。

すぐれたデザインは複雑で無駄に満ちた世界を

シンプルで有意義な世界に変えてくれる。

製品のデザインだけでなく生き方のデザインも同じだ。

本書は生き方をデザインするための極上の

ガイドラインである。

「生き方をデザインする」という表現がグッド。

 

■目次

PART1 エッセンシャル思考とは何か

PART2 見極める技術

PART3 捨てる技術

PART4 しくみ化の技術

 

PART1 エッセンシャル思考とは何か

1.エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考

より少なく、しかしより良く。

規律なき拡大は失敗への第一歩

全ての方向に一歩ずつ進むのはやめよう。

 

2.選択

自分では何ひとつ選べないから、

すべてを引き受けているだけなのだ。

・・・エッセンシャル思考の第一歩は

「選ぶ」ことを選ぶことだ

自分の成長につながらない仕事は

例外なく全て断ることを選ぼう。

 

3.ノイズ

エッセンシャル思考の人は

大多数のものは不要だと考える

プロダクトに取って本当に必要な

機能以外を切り捨てよう。

開発チームに取って本当に必要な

人・ルール以外を切り捨てよう。

 

 

4.トレードオフ

みんなを優先するのは誰も優先しないのと

同じだ。・・・何に全力を注ごうかと考える。

顧客優先。仕事をする上での鉄則だ。

そのプロダクトは顧客の課題を解決するのか?

 

PART2 見極める技術

5.孤独

自分のための時間を確保することで

人生の主導権を取り戻せたと

彼は言う。

思考を深めるためには、

自分を内省する時間は必須。

 

6.洞察

そもそも今何の問題を考えているんです?

瑣末に捉われ本質を見失うことはよくある。

雑音と無駄なことを減らして減らして減らし続けるのだ。

 

7.遊び

そうしたおもちゃやフィギアや

恐竜を下らないと思う人もいるだろう。

だがこういう小さな遊び心こそが

何よりも大切なのだ

遊びたい心は探究心からくるものだ。

よく遊びよく働く。

 

8.睡眠

もう1時間眠れば数時間分の

生産性が手に入る。

寝る時間を中心に生活を組み立てると

良いということが脳科学の観点からも

主張されてるらしい。

 

9.選抜

 中途半端なイエスをやめて

「絶対にやりたい」か「やらない」

の2択にする。そのためのコツは

基準をとことん厳しくする。

イエスというのは絶対にやるしかない

と確信した時だけだ。

絶対にやる・やらないの判断をするために

情報収集が必要。

情報を集めて判断を下そう。

「まずやってみる」という言葉の意味は

「まず情報収集する」に置き換える。

即行動にするとエネルギーをロスするからだ。

 

PART3 捨てる技術

10.目標

人と国を滅ぼすのは作業としての

仕事である。すなわち自分の主目的を

離れ、あちらこちらに手を出すことで

ある

まさに今この状態。作業者に成り下がっている。

自分の本質目標を選択するんだ。

 

11.拒否

人はノーと言う勇気のある人を

高く評価し尊敬するのだ。

・・・肝心なのは絶対にやるべきこと

以外のすべてに対して上手に

ノーと言うことだ。

雑務と雑音に振り回されている今、

この技術は非常に大事。

ほとんどのことはノーと言える。

本当に重要なことはほとんどないのだから。

 

12.キャンセル

まだこれを持っていないとしたら

手に入れるためにいくら支払うか?

もしもまだこのチャンスが手に入って

なかったとしたら、手に入れるために

どれだけのコストを支払うか?

コストをつぎ込んだために止められないケースで

この問いかけは大事。

不本意なことを続けていても誰のためにもならない。

 

13.編集

人生を凝縮するということは

結果に対する行動の比率を

減らすことだ

闇雲な行動はエネルギーのロスと

疲弊を生むだけだ。

明確な目標と情報収集をして判断することで

行動を絞ろう。

 

14.線引き

自分で線を引かなければ

自分の領域は守れない。

・・・境界線をなくした方が

バリバリ仕事ができると思っている。

それは思い上がりである。 

・・・他人に侵害されたと感じた

出来事をリストアップしてみよう。

イラッとする出来事があれば

それが境界線のヒントだ。

横槍という名の雑音が入った時が一番イラッとする

シーンだ。境界線が曖昧だとその時にNoと言えず

イライラが募るばかりだ。

境界線を明確にして自分の領域に集中しよう。

 

PART4 しくみ化の技術

15.バッファ

うまくいくことを前提にせず

何が起きてもいいように徹底的に

準備をしていたのである

事前準備の質で成否は決まる。

 

16.削減

成果を生まない努力をやめる。

1.めざすことを明確にする

2.ボトルネックを特定する

3.邪魔なものを取り除く

無駄な努力はしないことだ。

人に依存して進まないのであれば

その役割と成果を明確にした上で

人を動かすか、諦めるかだ。

 

17.前進

小さく始めて大きな成果を得る。

地味でも着実に勝ちに行く

MRに関するブログを書くもよし。

プロトタイプを開発するもよし。

イベントに行って刺激を与え合うもよし。

少しづつ地道な活動を続けていこう。

 

18.習慣

非エッセンシャル思考の人はいざと

なったら本気を出そうと考えている。

エッセンシャル思考の人は

重要なことをやり遂げるために

日頃からの習慣にする。

独立と趣味の充実を目標にするのなら

それを一気にやろうとするのでなく

習慣の中に取り入れて継続することだ。

 

19.集中

問題は人は一度にひとつのことにしか

集中できないということだ。

・・・今やらなくてはならないことは

「今何が重要か」を決めること。

・・・仕事は存分に楽しめ。

家に帰れば家にいろ。

今ここに集中する。引きずらずに切り替える。

それがパフォーマンスを最大限に引き出すコツ。

 

20.未来

・・・要するに大切なのは「選ぶ」

ということだ。周囲に流されず、

自分自身の選択をする。

・・・他人の言いなりになるのを

避けるためには自分で優先順位を

決めるしかない。

「自分にとって本当に重要なことは何か?」

それ以外は全部捨てていい。

雑音に振り回される仕事から解放されよう。

自分にとって本当に重要な仕事を選んで

実行する。大事なのはそれだけだ。

 

最終章.エッセンシャル思考のリーダーシップ

エッセンシャル思考のマネージャーは

決してすべてをやろうとしない。

明確な目的を持って仕事を精選し

あらゆる業務を「より少なく、しかしより良く」

の方針で実行する。その結果チームの結束力は

強まりさらなる高みへブレイクスルーできる。

「何かひとつしかできないとしたら」と

仮定して戦略を絞り込みチームの仕事を

精選しよう。精選した仕事に対して

メンバーが小さな進歩を重ねているか

チェックしていこう。

非エッセンシャル思考のリーダーは

・・・その結果、ダメな部下の管理や

教育に多大な時間を取られてしまう。

・・・そして足手纏いとなる人材は

容赦なく切り捨てる。

無闇に人を増やすことはチームの崩壊に

つながる。人材の選別は徹底的にこだわり抜き

少数精鋭のチームをつくろう。

非エッセンシャル思考のリーダーは

・・・役割と責任を明確にしない。

・・・何を達成すべきかわからないので

ただ忙しいふりをして「できる」と

見せかける人も出てくる。

役割分担と達成すべき成果基準を明確に

設定しよう。忙しいふりをする人を無くすのだ。