統計学を学ぼう ~マンガで分かる統計学~
データサイエンスの重要性が叫ばれる昨今。
統計学を嗜んでおくと何かと便利である。
最初に学ぶ教材としては何がいいものか。
以前東京大学出版会の統計学入門(通称赤本)
を読んだがまったく分からず挫折した。
そこでより軽ーい感じで入るため
マンガでわかる統計学を通読することにした。
目次
1章.データの種類を確かめよう!
2章.データ全体の雰囲気をつかもう!
<数量データ編>
3章.データ全体の雰囲気をつかもう!
<カテゴリーデータ編>
4章.基準値と偏差値
5章.確率を求めよう!
6章.2変数の関連を調べよう!
7章.独立性の検定をマスターしよう!
所感としては
読者アンケートやテストの偏差値など
身近な話題を題材にして,
統計学の基本的なことを学べたので
最初の取っ掛かりとしては良かった。
これを通読してから,
初めてなんとか統計学入門を
読めるようになった気がする。
ただ5章から急に難易度が上がったので
理解するのに時間を要した。
確率密度関数や検定という内容自体が
普段利用することがあまりなく
なじみがないということも一因かも。
いづれにせよ最初に統計学に触れる際の
入り口としては最適な本だった。