ソフトウェアエンジニア@横浜の徒然日記

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【書籍】最新科学で解き明かす最強の勉強法

キャッチコピーは「脳のクセ」を知れば学習効果は倍増!!

仕事にも応用できるので生活習慣の中に取り入れてみると良い。

最新科学で解き明かす最強の勉強法 (洋泉社MOOK)

最新科学で解き明かす最強の勉強法 (洋泉社MOOK)

 

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■ 目次

PART1 脳が喜ぶ記憶力の伸ばし方

PART2  集中力を高める脳科学

PART3 英語が上達する科学的学習法

特集     子供の脳の育て方

PART4 やる気を引き出す脳の習慣

PART5 勉強力を上げる食事の科学

PART6 脳と体を整える睡眠の科学

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冒頭にあった 7つの脳のクセ。

・自分流のルーティンをつくる 

・好奇心が脳のスイッチを入れる 

・反復学習こそが王道にして最強

・目標設定が脳を活性化させる

・脳と体のコンディションを侮るな

・勉強の最強の敵はネガティブシンキング

・達成感が脳のパフォーマンスを上げる 

これに対する行動のポイントは

・自分中心軸で仕事の目的・目標・行動を組み立てる。

・コーヒー→勉強→仕事のルーティンを作り反復させる。 

この2点で脳にスイッチを入れ,脳の一貫性を保つことにしよう。

 

■PART1 脳が喜ぶ記憶力の伸ばし方 

情報→短期記憶→海馬(フィルタ)→長期記憶

海馬が長期記憶として残す情報の条件

・印象が強烈なもの

・重要であると認識したもの

・反復性

海馬の特徴から記憶を強化するために

・反復学習(夜に読んだ本の内容を朝にまとめる等)を中心に置く

・印象づけを強力にするため,生活音のあるリビングやカフェでインプットする。

・印象づけを強力にするため,音読して運動野・聴覚野を刺激する。

を中心に行っていこう。

 

■PART2 集中力を高める脳科学

集中への第一歩はA10神経系(ドーパミン神経系)を活性化すること。

活性化のポイントは「報酬」と「癒し」にある。

集中するためにはまず作業に取り掛かることが重要。

今の状況から一つ一つの行動を具体的にイメージして着手。

やり始めると脳は途中でやめづらくなるので,まず着手しよう。

 

また脳のワーキングメモリでは一度に並行して

物事を処理することはできない。

作業手順をTodoListで外部記憶に保存すること。

効果的に作業手順をまとめるためマインドマップを利用しよう。

 

■PART3 英語が上達する科学的学習法

 母語→手続き記憶として保持される

外国語→宣言的記憶として保持される

 

 手続き記憶は体で覚えている日常生活上の

動作や手順の記憶。

言語学習のポイントは宣言的記憶から手続き記憶への移行にある。

語彙は3000単語まで記憶して,それを

・文章の中で使ってみる

・単語を思い出す

・声に出してみる

を繰り返し行っていこう。

 

PART4 やる気を引き出す脳の習慣

もっともモチベーションを下げる言葉=「それもう知ってる」

知ってるつもりが脳の働きを悪くする。

情報にはまず感情のレッテルが貼られる。

プラスのレッテルの場合は理解力が増し,

マイナスのレッテルの場合は理解力が減る。

感情のレッテルは発言に大きく影響される。

ポジティブな発言をする事で意図的にプラスのレッテルを貼るんだ。

目的・目標が漠然としていると、脳はそれを重要ではない

と判断し血流を下げ機能を低下させる。

目的→目標→期限設定をする事で重要度を上げて

脳機能の血流を上げていこう。

目標達成後の達成感・充実感を想像する事で

脳に報酬を与える事ができる。

達成した後のイメージを想像するんだ。

 

そして同じ目標を持つライバルを見つけて話しをしていこう。

 

PART5 勉強力を上げる食事の科学

何を食べるかよりどう食べるかが重要。

豊富な栄養を含む食べ物を食べても体が吸収できなければ意味がない。

吸収力を高めるため

・食事前に匂いと音で五感を刺激。食事開始のサインを体に送る。

・ながら食いを止めて食べることに集中する。

取り組みをしていこう。

 

PART6 脳と体を整える睡眠の科学

勉強優先でなく睡眠を軸とした生活リズムに

ベストパフォーマンスは7時間の睡眠から始まる。

睡眠時間は固定にして,そこを中心にして

1日の時間スケジュールを組み立てて行こう。

 

基本に忠実なSEO対策を行おう〜10年使えるSEOの基本〜

仕事柄SEO対策を行うことが多いが,
何となく行ってきた感が否めないので
基本に立ち返るために読んでみた。

キャッチコピーは
なかなか教えてもらえない「なぜ」
からわかる世界一やさしいSEOの入門書。

10年つかえるSEOの基本

10年つかえるSEOの基本

 

 目次

第1章 検索エンジンは、なんのために、どんなことをしているのか
第2章 検索する人の気持ちと行動を考えてみよう
第3章 検索キーワードを見つけよう
第4章 検索キーワードをサイトに反映させよう
第5章 コンテンツを作ろう
第6章 リンクを集めよう
第7章 SEOを「売り手目線の販促活動」と考えてはいけない
おわりに 検索エンジンの進化とこれからのSEO

 第1章まとめ

・検索することは「質問する」ことと同じ
・検索エンジンは「検索する人の質問に回答するしくみ」
・SEOとは「回答」を用意し,検索で
 取り出されやすい状態をつくること
・SEOは「ランキング競争」でも
  「順位を操作するテクニック」でもない

SEOというと検索順位をあげる
テクニックに目が行きがちだが,
質問者に良質な回答を与える
ということが原点にあるのだなと
認識を改めさせられた。

第2章まとめ

・検索以外の流入経路もたくさんある
・検索されるキーワードと入口
 となるページはさまざま
・検索する人も行動する人もさまざま、
 具体的にイメージすること

流入経路を分析することで,
検索する人がどのような行動を経て
サイトに流入しているかを
知ることが重要なのだな。 

第3章まとめ 

・キーワードを知ることは「みんなが知りたいこと」を知ること
・さまざまなツールを活用して検索キーワードを把握する
・特定のキーワードで検索される機会は,想像しているほど多くない
・具体的な検索キーワードから,サイトのコンテンツを考える

検索キーワードは
検索者の悩みやニーズそのもの。
キーワードプランナーやキーワードウォッチャーで
ユーザニーズの傾向を知ろう。

第4章まとめ

・ページのタイトルはとにかく重要,検索結果の表示も意識する
・ページの上部(冒頭)には重要なテキスト情報を集める
・キーワードは「検索する人が使う言葉」に合わせる
・テーマは1ページで1つ,何でもかんでも詰め込まない 

検索エンジンが内容を理解でき,
検索結果で目に留まり,クリックしてもらう。
Titleって本当に重要なんだな。 

第5章まとめ

・優れた独自コンテンツを生み出す力がSEOの原動力
・コンテンツは量よりも質,筋肉質で骨太なサイトを作る
・検索エンジンではなく,検索する人のためにコンテンツを作る 
・コンテンツを作って満足せず,検索する人にしっかり届ける

・良質なコンテンツを作ること
・それが検索する人に届くように発信すること
これを2つの軸とする。
検索エンジンに目を向けるのでなく,
検索する人に目を向けるのが
SEOの重要ポイントなのだな。

第6章まとめ

・SEOにおいて,リンクを集めることは今も昔も最重要項目の1つ
・リンクを偽装することによる順位操作は,ブラックハットSEOの代表例
・リンクを獲得することは,サイトに支持票を集めること
・人間関係が形成されるように,
 さまざまなサイトとリンク関係を築いていく
・コンテンツ→人が集まる→リンクされる
 →人が集まるのサイクルを作る

リンクを増やしていくことは,
人間関係を形成していくことと同じか。
情報発信と支持を集めることでリンクを獲得して行こう。
もっとも重要なのは「継続すること」 

第7章まとめ

・広告とSEOでは,アプローチがまったく異なる
・売り手目線ではなく,買い手の期待に沿って
 コンテンツを流通させるのがSEO
・「売れるキーワードで効率よく上位表示」
 は不正な順位操作への第一歩

広告は露出前提でどのように展開するかを考え,
SEOはどのようにして露出を実現されるかを考えいくという
違いがある。露出するには必要とされる
良質なコンテンツがないとな。 

おわりにまとめ

・アルゴリズムの変更はあくまで検索結果を改善する手段でしかない
・人が検索をやめない限りSEOはなくならない
・検索の環境が変化すれば,SEOのあり方も変わっていく
・世の中のSEO情報にはでたらめも多く,すべてを鵜呑みにするのは危険
・SEOを正しく理解するには,学習と実践を繰り返し,
 たくさんの経験を積むこと

大事なのはアルゴリズムの変更に振り回されるのではなく,
ユーザの検索の利用と活用シーンを想像して,
それに適したコンテンツを創ること。

SEOの基本に立ち返ることができた。
著者の土居健太郎さんに感謝!

【書籍】「仕事のゲーム化」でやる気モードに変える

ゲームづくりのノウハウを

ゲーム以外の分野に応用する

「ゲーミフィケーション」。

これを経営観点から仕事に適用するという試み。

仕事は本来ゲーム要素を多く持っているので

うまく利用して楽しんで行こう。 

「仕事のゲーム化」でやる気モードに変える 経営に活かすゲーミフィケーションの考え方と実践事例

「仕事のゲーム化」でやる気モードに変える 経営に活かすゲーミフィケーションの考え方と実践事例

 

 目次

・Part1 人はなぜゲームにハマるのか?
・Part2 「仕事のゲーム化」若手もベテランも目の色が変わる
・Part3 「仕事のゲーム化」と可視化経営への取り組み
・Part4 「仕事のゲーム化」のフレームづくり・7つのプロセス
・Part5 仕事を面白くする「ゲーム化」のさまざまな仕掛け
・Part6 会社の課題を解決した「仕事のゲーム化」の実践事例
・Part7 「仕事のゲーム化」の限界を超えた組織づくりを
 
 【ゲーミフィケーションの4条件】

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【可視化経営】

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 【ゲームデザイン・12のポイント】

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【書籍】会議ファシリテーションの基本が身につく本

会議の進行をうまくするために

実践的な手法を学習するため読了。 

結論ありきで考え参加者を

萎縮させてしまうことが多い

今日この頃なので反省させられた。
新プロジェクトやキャンペーン企画で
参考&実践していこうと思う。
「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本

「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本

 

 

目次
・第1章 「ファシリテーション」の本質はごくシンプル
・第2章 これだけでも会議が変わる!「ファシリテーション」 の基本
・第3章 会議の成功は「雰囲気づくり」にかかっている
・第4章 最良の結論を導き出す「合意形成サイクル」の中身とは?
・第5章 参加者の主体性を引き出す進行の技術
・第6章 最小の労力で最大の効果!ホワイトボード実践活用術
 
本書は一貫して
会議の目的=参加者が納得すること
と主張している。
 
ファシリテーターに必要な技術は
「自由な雰囲気をつくる」
「たくさんの意見を引き出す」
「参加者の主体性・可能性を引き出す」
ポイントは中立を維持し,
参加者自身に結論を出させるよう促すこと。 
 
会議の流れは以下。
1. 議題を選ぶ
2. 雰囲気をつくる
3. 合意形成サイクル(個人→グループ→全体)
4. まとめる
 
合意形成サイクルのポイントは
・個人
  →まずカード(ポストイット)に書き出す
・グループ
  →個人の意見をグルーピングしてまとめてもらう。
  →参加者が自分から立ち上げるように仕向ける
 ・全体
 →結論は多数決で決める。
 →必ずやること、担当者、スケジュールを決める。
 
 合意形成会議で話し合うテーマは以下。
・問題解決
  →何か問題が起きた時の対応策を考える
    →日常的な問題を根本的に考える
・目標設定
 →年間目標、月目標
 →経営者の考え、現場の声の相乗効果で会社は伸びる
・企画立案
 →新しいプロジェクトを立ち上げる
 →キャンペーンの企画を立てる
 ・ルール/マニュアルの徹底
 →現場の実態、思い、考えなどを
  聴き合って有効な規則をつくる 
 
会議における具体的な技術としては
・紙に書き出す
・その際できるだけたくさん書いてもらう
・発言回数/発言時間に偏りがない進行
・会議の楽しさは「意見を整理すること」
・なのでファシリテータはあえて出しゃばらない
・物(お茶とお菓子,資料の出し方,会議グッズ)と
 仕掛け(会場の工夫,近況報告)で楽しい雰囲気をつくる
・アイスブレイクで会議はじめに一言づつ話をさせる
・アイスブレイクで制限時間(1分)を設け,時間を守るルールを浸透させる。
・資料は「実物」で目に見える「ビジュアル」なもの。
・主催者や事務局と協力して演出を盛り上げる。
  
さらに会議を「自分たちでつくる」意識を
根付かせる仕掛け。
・準備と片付けは「全員でやる仕事」と位置づける
・会議グッズは色々用意して自由に選ばせる
・進行を決めるのは参加者
・考えさせることで主体性が湧いてくる
・「みなさん,どうしましょうか」 
 
 ホワイトボードは必須。
・議論を空中戦にしない
・会議に動きが生まれる
・一体感が生まれる
・ホワイトボードを記録用デジカメで撮影

軽量スタートアップフレームワーク 〜RUNNING LEAN 実践リーンスタートアップ〜

新サービスを立ち上げるにあたり,
リーンスタートアップの実践手法を
学習するため読了。 

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)

  • 作者: アッシュ・マウリャ,渡辺千賀,エリック・リース,角征典
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2012/12/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 3人 クリック: 14回
  • この商品を含むブログ (19件) を見る
 

目次

第Ⅰ部 ロードマップ
・1章 メタ原則
2章 Running Leanの実例
第Ⅱ部 プランAを文章化する
3章 リーンキャンパスの作成
第Ⅲ部 プランで最もリスクの高い部分を見つける
4章 ビジネスモデルの優先順位
5章 実験の準備
第Ⅳ部 プランを体系的にテストする
・6章 顧客インタビューの準備
・7章 課題インタビュー
・8章 ソリューションインタビュー
・9章 バージョン1.0をリリース
・10章 計測の準備
・11章 MVPインタビュー
・12章 顧客ライフサイクルの検証
・13章 機能の押し売りはやめよう
・14章 製品/市場フィットの計測
・15章 結論
リーンスタートアップ実行のプロセス手順は
以下1〜3に分解される。

1.ビジネスモデルをリーンキャンパスにまとめる。
その際は以下が重要。
・解決に値する課題があるかを判断する。
・UVP(独自の価値提案)を定義する。
・リーンキャンパスを最低でも誰か一人と共有する。
 
2.課題チームと解決チームをつくる
ポイントは以下。
・それぞれ2~3名のチームにする。
・課題チームは外で活動,解決チームは内で活動。
 
3.プランを体系的にテストする
ここが一番文章量が多かった。
・見込み客と継続的フィードバックループを構築する。
・「顧客の正しい課題」を理解する。
・「絶対に必要な課題」を一つに絞る。
・モックアップで約束したものを届ける。
・「あればうれしい」「必要ない」は削除。
・行動につながる計測(獲得・定着・収益・紹介)
・製品の初期段階は定量より定性評価が勝る。
・機能は押し付けず引っ張ってもらう。
 
リーンキャンパスは以下のようなもの。
1枚のシンプルな形にまとまっている。
f:id:fieldstone:20150823110551j:image
付録でマネージャーとクリエイターの
仕事の性質について記載。
・マネージャー→タスクの切替コストは低い
・クリエイター→タスクの切替コストが高い
 2つを両立する方法は
クリエイターの仕事を早い時間に,
マネージャーの仕事を遅い時間に
割り当てるというもの。
 
読んでいて自分が強化する必要性が
あると思ったところは
・ソリューション前に本当に解決すべき課題を発見。
・プランテスト時の分析・検証・実行。
の2点だと感じた。 

歴代の数学者たちの挑戦 〜フェルマーの最終定理〜

フェルマーの最終定理に挑戦した
歴代の数学者たち。その闘いの歴史と
数学者たちの波乱に満ちた人生を描いた物語。
物語はピュタゴラスからはじまり、
ワイルズにより締め括られる。 

数学者自身の半生をドラマティックに
描いているので数学が得意でない人も
楽しめる。科学史が好きな人には
是非おススメしたい作品。

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

 

目次

はじめに サイモン・シン
第Ⅰ章「ここで終わりにしたいと思います」
第Ⅱ章 謎をかける人
第Ⅲ章 数学の恥
第Ⅳ章 抽象のなかへ
第Ⅴ章 背理法
第Ⅵ章 秘密の計算
第Ⅶ章 小さな問題点
第Ⅷ章 数学の大統一

フェルマーの最終定理に関する証明の歴史。

ピュタゴラス

X+ Y2=Z2

「万物は数なり」

ピエール・ド・フェルマー

X+ Yn=Zn   

この方程式はnが2より大きい場合は整数解をもたない。

レオンハルト・オイラー

・・・まずどれか一つの方程式に

解がないことを証明しそれを他の

すべての方程式に敷衍できないかと考えた。

ソフィー・ジェルマン

・・・彼女はどれか一つの場合を

証明するのではなくたくさんの場合を

ひとまとめに証明することを目指した。

谷村豊・志村五郎

楕円方程式(y2 = x3 + ax2 + bx + c)と

 モジュラー形式とは実質的には

同じではないか。

ゲルハルト・フライ

・・・かくしてフライはフェルマー方程式を

楕円方程式に変形することによって

フェルマーの最終定理を谷山=志村予想に

結びつけたのである。 

 アンドリュー・ワイルズ

・・・谷村=志村予想を証明することで

フェルマーの最終定理を証明した。

「ここで終わりにしようと思います」 

サイモン・シンの物語の運びがうまい。
数学の研究をドラマティックに表現するのは
難しそうだがそれを見事にやってのけている。
暗号解読や宇宙創生も読んでみるか・・・。

【書籍】読んだら忘れない読書術

本屋で平積みされていたので購入して読んでみた。

以下のような構造を前提にして,

本を読んでいこうと思った。

 

悩み

↓ → 解決策検索。ない場合は本で知を強化

【知のデータベース】

↑ → 読んだら忘れない読書術で永続化

知識は最高の貯蓄である。

名言。ユダヤ人が「お金」より「知識」

を重視しているとは思わなかった。 

読んだら忘れない読書術

読んだら忘れない読書術

 

 目次

▪️はじめに
▪️第1章
なぜ、読書は必要なのか? 
読書によって得られる8つのこと
▪️第2章
「読んだら忘れない」
精神科医の読書術 3つの基本
▪️第3章
「読んだら忘れない」
精神科医の読書術 2つのキーワード
▪️第4章
「読んだら忘れない」
精神科医の読書術 超実践編
▪️第5章
「読んだら忘れない」
精神科医の本の選択術
▪️第6章
早く、安く、たくさん読める
究極の電子書籍読書術
▪️第7章
「読んだら忘れない」
精神科医の本の買い方
▪️第8章
精神科医がお勧めする珠玉の31冊
▪️おわりに

読んだら忘れない読書術は

3つの原則と2つのキーワドからなる。

▪️原則1:記憶に残る読書術

・1週間に3回アウトプットする

・喜怒哀楽の情動を伴わせる

▪️原則2:スキマ時間読書術

・電車で移動時間が1日2時間なら月60時間。

 足すと1ヶ月に10冊は読める。

・出かける前に今日読み終える

    本1冊を決める。他を捨てる。

▪️原則3:深読読書術

・本を読んだの定義は

    「内容を説明できること」

 「内容について議論できること」

 ▪️キーワード1:アウトプット

・マーカーで書き込みする。

・ジャパネットたかた式で人に本を勧める

・感想をシェアする

・一歩進んでレビューを書く

・アウトプットを前提にインプットする。

・レビューは他の人が読む前提で書く。

 ▪️キーワード2:スキマ時間

・15分程度の細切れ時間を使え

・電車の待ち時間にメールチェック,

    電車に乗ったら読書。

 また本は「たくさん読む」よりも

「何を読むか」のほうが10倍重要。

失敗しない本選びの4つの基準は

▪️基準1:広く、深くバランス良く読む

試し堀り→(ここだと思ったら)→

本堀りの順で読む

▪️基準2:長所伸展/短所克服の両輪で読む

▪️基準3:情報と知識の偏りをなくす

▪️基準4:読書のポートフォリオをつくる

といったもの。

参考文献を数珠つなぎで読んでいくと

深堀できる。

論文検索はGoogleScholarを使うと良い。

https://scholar.google.co.jp

また電子書籍の長所を考えると

小説・マンガは電子書籍向きだなと思った。