ソフトウェアエンジニア@横浜の徒然日記

SDGs,人と組織,ソフトウェア開発について知ったことを徒然なるままに発信

MENU

ビッグデータが繋がる時〜ビッグデータコネクト〜

小説「GENE MAPPER」の著者が描くビッグデータがもたらす危機。 
自治体による民間への行政サービス委託プロジェクトの中心となっていた
ITエンジニア誘拐事件。その裏に隠された意図とは何かー?

タイトルの通り官と民がそれぞれ保持する
ビックデータが繋がる時に起こる脅威を描いている。

ビッグデータ・コネクト (文春文庫)

ビッグデータ・コネクト (文春文庫)

 

GENE MAPPERは近未来を描いた作品だったが
本作品は現代を舞台にしたものだったので,
話に現実性があり,想像がしやすかった。

誘拐されたITエンジニアや関係者は
元請けのデータシステムに派遣されているのだが,
「何社経由しているかわからない」とのことだ。
IT業界あるある話なのだが,相変わらず救いようがないなと思った。

GENE MAPPERで描かれた世界のように
フリーランスのIT技術者が中心となる時代になって欲しいものだ。
dennouclub.hatenablog.com