プロダクトマネージャーって何するの?〜世界で闘うプロダクトマネージャーになるための本〜
プロジェクトマネジメントに関しては
PMBOKや関連書籍でまとまったものが多い。
一方でプロダクトマネジメントに関しては
体系的にまとまった資料が少ないので
Amazonで高評価だったこの本を読んでみた。
世界で闘うプロダクトマネジャーになるための本 ~トップIT企業のPMとして就職する方法~
- 作者: Gayle Laakmann McDowell,Jackie Bavaro,小林啓倫,小山香織
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2014/08/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目次
1.はじめに
2.プロダクトマネージャの役割
3.企業
4.良い経験を積む
5.キャリアを進める道
6.面接の舞台裏
7.履歴書
8.リアルな履歴書:ビフォー&アフター
9.カバーレター
10.企業研究
11.自分の特徴を明らかにする
12.行動に関する質問
13.見積りに関する質問
14.プロダクトに関する質問
15.ケースに関する問題
16.コーディングに関する質問
17.付録
本書は「プロダクトマネージャーの職を得るために必要なこと」
に焦点を当てたガイドブックとなっている。そのため
前半では
プロダクトマネージャーの役割定義と必要な経験
後半では
職を得るための履歴書の書き方と質問への回答例
という構成になっている。
プロダクトマネージャの役割の所にあった
プロダクトマネージャーがとても魅力的な
キャリアである理由のひとつはテクノロジー、
ビジネス、デザインの交差点で仕事が
できるということです。
という記載。
リアルな履歴書のビフォー&アフターにあった
(顧客)500万人以上のメンバーに対して・・・
(メンバー)10名のエンジニアからなるプロダクトチームを率いて・・・
(達成指標)出会いのリクエスト90%増,サインアップ数97%増,
(協力者)100名以上の協力を得てユーザビリティの研究を3件設計し主導
という改善後の履歴書の記載例。
ここから
プロダクトマネージャーという職には
・ビジョンと調査の裏付けを持ってチームに影響を与える
・その実績は全て数値で表現される。
ことが求められることがわかる。
ハードルは高いと同時に魅力的な職業であると感じた。